札幌近郊の長伯稜で12月15日（日）、2024年度の冬山入門を実施しました。

今回は入門者６名を含む総勢22名が参加し、スキーチームとスノーシューの４班に分かれて各訓練に取り組みました。

積雪量が十分でないことを心配していましたが、前夜に降って、ふかふかの新雪！
前週の氷雪入門は過酷な状況だったようですが、穏やかな天気のもと、予定通りプログラムを終えることができました。

実施したメニューの一部をご紹介します。

雪を掘ってツェルトを張ってビバーク練習

雪崩の可能性を調べるピットチェック（弱層テスト）

簡易なピットチェック（弱層テスト）の方法

雪崩に埋もれた人にプローブがヒットする感覚を体験

雪崩トランシーバー（ビーコン）訓練

埋没者の場所を特定したらプローブを立て、ヒットしたら協力して掘る！

入門者の感想をご紹介します。

「経験したことがないことてんこ盛りで、楽しく学ばせていただきました」

「ビーコンはスイッチ入れるだけでは駄目なんだーと勉強になりました。雪の事や風の事　勉強になりました。また訓練に参加したい！」

「冬山といえば『危ない』というイメージが強く、自分とは無縁の世界のように思っていました。でも、学び、知識をつけ、実践していくことで、冬ならではの楽しみ方ができることを知って、山の世界がまたグーンと広がりました！」

「多くの学びを得ると共に、冬山の楽しさにどっぷり浸かる楽しい時間でした」

「冬山は好きでしたが、益々好きになりました！教えていただいたことや、危機管理をしっかりともって山に入りたいと思います」

スタッフとして参加したメンバーにとっても、とてもよい復習の機会となりました。
知識を身につけて、仲間とともに安全に冬山を楽しみましょう。