札幌に初雪が降った11月11日(土)の朝、真駒内公園で雪崩トランシーバー訓練を実施しました。 初めて雪崩トランシーバーを使う新人からベテランまで、26名が参加しました。
雪崩トランシーバーはかつては「ビーコン」と呼ばれましたが、現在は国際基準に名称を合わせて、雪崩講習会やテキストなどでは「雪崩トランシーバー」の名称に統一されたそうです。ただ、長いので「ビーコン」と言ったり書いたりしても間違いではないとのこと。
全体説明の後、4つのグループに分かれてグループチェック、ファインサーチ(フラックスラインの確認)、エアポートアプローチの訓練をしました。
埋没者を捜索するためのプローブ棒の使い方、埋没者を発見した際のシャベリングの練習もやりました。間を開けて並び、疲れたら「ローテーション!」と言って交代していきます。公園内をウォーキングをしている方に「みなさん、何してるの?」と聞かれつつ、訓練を続けました。
道具の正しい使い方と捜索手順に慣れておかないと、万一の際に迅速に行動することができません。自分が埋没したら助けてもらい、誰かが埋没したら自分が助けられるように。繰り返し訓練しておくことが大切だ!としっかり理解できた訓練でした。