バビシェで登攀経験豊富な花岡さん(右)をリーダーに、はっしー(左)、翔(私)の3人で積雪期限定の旧噴経由のルンゼから上ホロを登るバリエーションルートに挑んだ。

時刻は8時前、少し遅れたが凌雲閣駐車場を出発。天候は薄曇りだが比較的暖かく、風も弱い。私は一番若手の下っ端なのでツボ足の二人が歩きやすいようにワカンをはいてラッセル先導させていただいた。途中で暑くなってきたのでミレーのアミアミに半袖になる。雪質は春らしく踏めば沈むが下はしまっているかんじ。

💩岩を通過し旧噴から、八つ手岩(右の岩塔)と上ホロピーク(左)を望む。

旧噴を超えて、入り組んだ谷に入り込む。この谷の左側ルンゼから詰める。

Nポイント途中の斜面は急だが四つん這いになるほどの斜面ではなかった。

稜線に上がれば、短いナイフリッジが登場した。またがってリッジをじっくり確認。左サイドのトラバースが比較的安全と判断。

西向きに慎重にトラバースした。それでも滑れば止まるはずもない。


緊張のナイフリッジを過ぎ、稜線を進む。

大砲岩に立ってみた。

はっしー&翔in上ホロ

夏尾根ルートに出ると標識には立派なエビの尻尾が残っている。4月に入ってからもまたどかっと降雪があったので雪は多め。

稜線に出ると天気が回復した。十勝岳のピラミッドが美しい。

ピークハント完了!ガッスガスやないかい!

ピークを踏んだら雪の状態はまあまあという判断でD尾根を降りずに避難小屋の西側(上ホロ基部の鞍部)からクライムダウンし、往路のルンゼ手前まで下りることができた。ここまでロープは一切使わず。

13時20分で下山完了。曇天でも日焼け止めは塗りましょうね~。あとサングラスも。
日焼けで顔面はヒリヒリ、雪目で少し目がやられてしまいました。いい余韻になっておりますがマネはしないでください。

第一食堂(富良野市)の目玉焼き豚丼大盛りで〆。
おつかれ山でした!!

(おわり)