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山岳記録

白水川右股沢から上川岳・1973峰・凌雲岳(20250824)

投稿者:BMC

沢登

8月24日に白水川右股沢を遡行しました。上川岳・1973峰を経て、凌雲岳・黒岳をからロープーウェイにて下山しました。

かねてから計画を入念に立て、楽しみにしていた山行であったことから、前日からの降雨により、やや増水していましたが、午後からの天気は好転の予報のため、意を決して小雨が降りしきる中を決行。

林道に入った直後に熊の足跡がくっきり。それほど大きな熊ではなさそう。定期的に声を掛け合い、約5キロの林道を歩きました。

入渓。やはり、やや増水気味。温泉成分を含むからか、温泉の匂いがします。

増水気味で若干難易度の上がった沢を楽しみつつ。

大滝は左岸の泥の道を突破。

小滝を楽しみつつ遡行。ロープを一度も出さなかったのは、このメンバーのおかげ。途中、極端に滑る滝もありました。

予報とおり少しずつ晴れてきました。山頂からの眺望を期待してしまいます。標高1400m付近。流水が少なくなってきました。

標高1700m付近。流水もなくなり、沢形がわかりにくくなり、徐々に薮が濃くなります。ピークが近いか。斜度がかなりきついです。

稜線付近。最後はハイマツ漕ぎが待っています。

上川岳のピーク。小さく目印のピンテがありました。

1973峰に目を向けると、厳しい岩稜帯が続きます。この先も気を引き締めようとメンバーと話し合いました。

この厳しい岩稜帯を突破するには、一定のクライミング技術が必須です。誤って落ちると怪我では済まなさそうな箇所もあります。

岩稜帯を抜け、凌雲岳へ。ガスが抜け、一気に快晴になりました。大雪の山々が目の前に。息を呑む美しさ。

凌雲岳を降りると、そこは天国のような穏やかな景色が広がります。チングルマの群生地も美しく、厳しい山行のご褒美となりました。

黒岳を経て、ロープーウェイ駅へ。

最後に。

今回の山行は、歩行距離・標高差はそれほどではないものの、藪漕ぎ、沢登り、クライミング等の技術、長距離を歩き通す体力、ピンテや道のない中を歩行する技術等、夏山の全ての技術を活用する山行となりました。どれか一つでも欠けていると、この山行は難しいと思います。それだけに、満足感と達成感の高い山行となりました。

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